Lesson4 『イメージを具現化する近道』 講師:玉川雄一先生(ギタリスト)
玉川氏は、ギター教室:玉川ギター大学で若手ギタリストの指導もしている。
ちなみに私もかつては玉ギ大の生徒で、基本のブルース進行やロックンロールの奏法などを教えてもらった。
玉川先生の生徒さんの中に弾き語り用にアコースティックギターを習っているヴォーカリストがいる。
まだ基本のダイアトニックコードもきちんと弾けないらしいけれど、本人の好きなジャンルや自作の曲をかっこよく弾き語りするイメージが早くできるように、ジャズやボサノバで使うコードも先に教えてしまう・・・と言っていました。
これには私も共感で、いわゆる属7の和音はクラッシックでもポップスでも必須だけれど、メジャーセブンやナインスの響きでイメージがいっぱいになっているシンガーソングライターも多いはず。
基本から順を追って教えたほうがいい生徒と、最短距離でイメージを具現化するのが向いている生徒を見極めているのかな?
うーん、なるほど。
余談になるけれど・・・、私は子供の頃、ドミソの次はシだと思っていた。
ビジュアル的にもそのほうが自然だと思っていたし(笑)
ずっと鍵盤をひとつ置きに弾いたファンタジーな響きをテンションコードだとは知らずに大好きだった。
ハーモニカを吸った時の響きも大好きだった(うるさい!と注意されたけれど...)
よくわからないけれど「宇宙」や「無限大」や「外国」や「天国」のイメージでいっぱいになった。
でも、中味を知らないとヘタに聞こえるんですよね(笑)
その「なんとなく・・・」をきちんと具現化する手伝いをしてくれて、かっこいい所から教えてくれる先生は、やっぱり面白いと思う。
<2006. 5. 7.>
|