そもそも、なぜ合奏主義!なのかというと・・・
そのきっかけは、小学校の頃にさかのぼります。
小学校低学年の音楽の時間といえば、ハーモニカやリコーダー、ピアニカ等で、みんなで同じメロディーを演奏することが多かったと思いますが、
たまに、低音パートや和音パートを担当したり、
オルガンやピアノの伴奏パートをまかされたり、
エレクトーンの足(ベース)だけ・・・とか、
メインの大勢と違うパートを自分が担当して音楽が膨らむ感じがたまらなく楽しかったのです。
主旋律じゃないほうが自分には向いていると思っていたりして(笑)
その頃からちょっと変だったのかも。
ピアノを習い始めてからも、
連弾の先生のパートを小さい子と一緒に弾くのがすごく楽しかった。
鼓笛隊の小太鼓も最高に楽しかった。
私の学校の音楽部は、なぜか?合唱部と器楽部に分かれていて、
器楽部は、鍵を借りて音楽準備室にある楽器を全部使えたんです。
すごい特権!(笑)
高学年になると器楽部の部長になって、編曲担当をしていました。
顧問の先生は、お気楽な人であまり練習に来なかった..。
その編曲担当というのが実は笑える仕事で・・・
部員が合奏用の譜面を見てもそのまま演奏できなかったので、
簡単な調にして黒鍵を少なくしたり、
ひとりに和音の負担をかけないように音を減らして分担したり・・・
でも、簡単にはなっても、ひとりひとりの役割はくっきりして、
みんなで合わせると、余裕もある分ノリが良くなってカッコいいんです。
つまり、グルーブも生まれる!
その感じを体感してからはもう・・・
いつも、いろんなパートのアレンジのことを考えていました。
自分で作曲しようなんて大それたことはその頃は考えていなくて、
ただ、いつもリフ(繰り返す伴奏のパターン)やベースラインや、楽器の編成など、
曲をかっこよくアレンジして、気持ちよく合わせたいとワクワクしていました。
その後・・・
運動部の練習や、仕事がキツかったりして冷めた時期も何度もあるけど、
なぜか、思い出しては合奏を続けてしまっています。
麻薬性があるのかも..。..。
<2005. 1. 31.>
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