Column
コラム「合奏主義」 新シリーズスタート!


ここでは・・・
満月堂や碧茶-aocha-だけでなく、音楽について考えることを書いていこうと思います。
いつも、ライブに来てくれるみなさんからはアンケートやお手紙、メール、ボードなどに
いっぱいメッセージをもらっているので、わたしからも、ちょこちょこ書いていきますね。

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8  合奏主義(2) 泣きたい時ほど8ビート
好きなドラマーをリストアップしてみたら、その偏りに驚きました。
過去に、何も知らずにBGMで流れていた音楽を聞いて、
「このドラム誰?」って何度か調べたドラマーはスティービー・ワンダーだったり、
スライ&ファミリーストーンやロキシーミュージックの人も好き。
レニー・クラヴィッツのドラムもわりと好きですね。
 
いいドラマーって、たくさんいますけど、好きな人を3人挙げろと言われたら・・・
  チャーリー・ワッツ(ローリング・ストーンズ)、
  スチュアート・コープランド(ポリス)、
  メル・テイラー(ベンチャーズ) ですね。
 
一貫してますけど(笑)
シンプルな8ビートのロックを、軽〜く、クールに叩ける人が大好きなのです。
きっと、どんなドラマーも最初に練習しますよね。
 
16ビートをかっこよく叩くスタジオ系のドラマーも、もちろん好き!ラテン〜ワールドも大好きなんですけど、
私の中では・・・
16ビートは「揺れ」や「弾力」を楽しむ音楽、8ビートは「歩み」と「疾走」の音楽。
 
8ビートの持つ「止まれない」「後戻りできない」感じに、ちょっと切なくなることがあります。
あのビートって、足から膝〜腰と上がってきて、胸のあたりでいっぱいになるんですよね。
 
私が実際に作る曲はちょうど半々ぐらいですが、
聴いていて、グループやタイミングをチェックしてしまったり、それで細胞や涙腺を動かされるのはエイトのほうが多いですね。
 
私も諸先輩たちのようなシビれる8ビートをやれる人になりたいな。
 
 <2005. 1. 5.>
 




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